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zoom RSS ◎読書記録◎ 「傷痕」 矢野敦子

<<   作成日時 : 2011/02/12 22:46   >>

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2010年の思い出

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癒えることなどないのか?
はるか昔の一家皆殺し事件が17年たった今心ひかれあう2人の大学生にのしかかるなんて――

死刑や裁判員制度をも問う心ふるえるミステリー!

17年前に殺された弁護士一家の遺族は、いまも「傷痕」をかかえて生きている。主犯格と裁かれた男は死刑になったが、共犯者が仮出所してあらわれてきた。そんなとき、加害者の血をひく大学生が、友人に誘われて出かけた法律サークルの会合で出会い好きになってしまった女子大生は、被害者の1人とおなじ「五条香子」という名前だった――。
2人の出会いが、やがて悲しき事件をまきおこす。そして、新たな「傷痕」が……。加害者側にも被害者側にものこる哀しみを描いた、心ふるえるミステリー!

講談社HPより


これも読んですぐメモっといたモノです。
思い出しました。名前に秘密あり、でした。



『償い』の作者の作品です。

最初に細切れで、「それぞれの傷」と題して5つの短い
エピソードが紹介され、それが後々「あぁ、あれがこの
場面につながるのか…」と理解できる構成になってます。

一家4人殺人事件の主犯として、死刑宣告を受け上告
せずに刑執行を受けた男の恋人だった真理恵と、真理恵が
生んだ彼の息子、知也を、子どものない甥っ子夫妻の
養子として迎えた刑務官一家と、本当の主犯なのに言葉
巧みに自分は主犯ではないことを主張し、無期懲役を
勝ち取った小田島。この小田島がたったの20年で出所
してきたことから物語が動き出します。

知也が幼馴染に無理やり連れて行かれた合コンで、
運命の女性櫻井香子(かおりこ)と出会い、魅かれて
いくのですが、冒頭の5つのエピソードの中に、香子が
自分の名前について父親に「変な名前だといじめられる」
と訴えるシーンがあり、てっきり「かおりこ」という読み方が
変わっているのだと思っていましたが…(ふつう「きょうこ」
でしょうし)

彼女の名前に秘密があったわけですね。

面白かったけど、ちょっと変な話だったかな。
特に香子パパのエピソード。事件をきっかけに変さに
拍車がかかったのかとも思いましたが、香子は知也より
1つ年上ということは、事件前にすでに香子は生まれて
いたということだから、やっぱり変です、香子パパ。

それにしても、知也はちょっと冷静すぎやしませんか。
もうちょっと取り乱したり、もうちょっと落ち込んだりしても
いいのでは?と思いましたが、実際自分が殺人犯の
息子だと聞かされたら実はこんな淡々とした反応なのか
もしれませんね。

杉田さんのパニクり方の方がよく理解できます。
確かにあんな手紙残されたら、残された方はたまらない。
う〜ん…

なんかいろいろとすっきりしないものが残る話でした。

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