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zoom RSS ●読書記録● 「楽園」(上)(下) 宮部みゆき

<<   作成日時 : 2011/02/09 01:11   >>

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2010年の思い出

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未曾有の連続誘拐殺人事件(「模倣犯」事件)から9年。取材者として肉薄した前畑滋子は、未だ事件のダメージから立ち直れずにいた。そこに舞い込んだ、女性からの奇妙な依頼。12歳で亡くした息子、等(ひとし)が“超能力”を有していたのか、真実を知りたい、というのだ。かくして滋子の眼前に、16年前の少女殺人事件の光景が立ち現れた。
(文芸春秋サイトより 「楽園」(上))


16年前、土井崎夫妻はなぜ娘を手にかけねばならなかったのか。等(ひとし)はなぜその光景を、絵に残したのか? 滋子は2組の親子の愛と憎、鎮魂の情をたぐっていく。その果てにたどり着いた、驚愕の結末。それは人が求めた「楽園」だったのだろうか――。進化し続ける作家、宮部みゆきの最高到達点がここにある! 解説・東雅夫
(文芸春秋サイトより 「楽園」(下))


「模倣犯」にも登場していたライター・前畑滋子の再登場です。
映画では木村佳乃がやってましたね。当時の木村佳乃は前畑に
してはちょっと若すぎるな〜と思っていましたが、今ならちょうど
年齢とあっていていいかもしれない。

あの映画も、ラストシーンがなければかなり評価が変わったと
思うのだが…

ま、それはさておき「楽園」です。

「模倣犯」事件が起きた、その9年後の話で、たまにピース事件に
登場した警察官が出てきたりもしますが、基本的には全く別の
話です。

多分宮部さん自身がそうだったように、前畑もピース事件の
ダメージから復活するのに時間が必要だったようで、タウン誌の
ライターという仕事に落ち着くまで様々な逡巡あったようです。

そんな前畑の下に、一人の中年のご婦人が訪れます。
知り合いの編集者からとにかく話を聞いてほしい、と言われて
あったその女性、萩谷敏子は事故で亡くなった自分の息子が
エスパーだったかもしれないので彼が残した絵を見て欲しいと
いうのですが、彼が残した絵の中にはあのピースが使っていた
山荘にそっくりな山小屋の地面からたくさんの腕が伸びている
絵や、最近火事で半焼した家の下から遺体が見つかった事件と
思われる絵が、それが報道される前にかかれているという
話を聞かされます。

そして、その、半焼した家から15年も前に殺害された美少女の
事件に巻き込まれていくことになります。


面白かったです。
「名も無き毒」の時もこんな宮部みゆきを待っていた!と思った
モノでしたが、この作品も”お帰り!”といいたくなる要素が
たくさんありました。

萩谷家の話、家が半焼してしまった土井崎家の話、そして
窓に鉄格子がはまっている怪しい家のこと、最後には
ばらばらだったパズルがきれいに収まったように、「そうだった
のね〜」というカタルシスが得られて読み応えがありました。

「模倣犯」の毒は相当きつかったようですが、徐々にでもいいので
こういう作品をまた書いてほしいと思います。だって、江戸時代モノ
苦手なので…(苦笑)

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(ノ_・、)ウゥ・・・ ...続きを見る
映画と読書とタバコは止めないぞ!と思って...
2011/02/09 09:55

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