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zoom RSS ◎読書記録◎ 「夢はトリノをかけめぐる」 東野圭吾

<<   作成日時 : 2010/09/05 13:07   >>

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直木賞授賞パーティの翌日、受賞作家は成田にいた。隣には何故か、人間に化けた作家の愛猫・夢吉が……。彼らが向かったのはイタリア・トリノ。まさに冬季オリンピックが開かれているその地だ。指さし会話で国際交流をしながら、驚きと感動に満ちた観戦旅行が始まった! 冬季スポーツとオリンピックをこよなく愛する著者が描く、全く新しいオリンピック観戦記!
(光文社HPより)


夢は枯野をかけめぐる…ってなんでしたっけ?
誰かの和歌なことしか思い出せない…脳みそが固くなりつつ
ありますね〜。

図書館で東野圭吾未読作品を借り続けていた時期に、一緒に
手を伸ばした本です。

バンクーバーオリンピック前に文庫化・書店で平積みしている
のを見かけましたが、パラパラめくったら「作家・おっさんの
飼い猫・夢吉がある日目覚めたらしゃべれるようになって
いた…」というシチュエーションを目にし、うわっ!ファンタジーだ
と、遠ざけておりました。

まあ、要するに東野さんがトリノオリンピックに行った、その
観戦記なのですが、それをストレートに書かず、飼い猫が
人間の言葉をしゃべれるようになったという設定にし、その
猫・夢吉に自身の行動にも突っ込みを入れつつ語らせている
というスタイルのレポート・エッセイです。

ちょうど「美しき凶器」と「鳥人計画」を読んだ後だったので、
ある意味タイムリーでした。

オリンピック観戦にあたり、ある程度競技についての理解を
深めるため(&純粋な個人的興味???)、取材もしています。
普通ならこのくだりはある程度退屈に感じると思うのですが、
いかんせん「鳥人計画」読後すぐなので、へぇ〜と思いつつ
読めました。

もしや、この経験から「鳥人計画」が???と一瞬思ったのですが、
いやいや全然順番が逆ですね。「鳥人計画」はニッカネンの頃、
トリノ五輪は荒川静香の金メダルですからね…

やはりこのエッセイ(?)の白眉はトリノ五輪観戦記部分です。
夢吉もいうように、「おっさん」はマイナー競技ばかりを見に行く
傾向があります。

正直バイアスロンなんて、競技名もうろ覚え、何してるのか
全く不明でしたが、この作品を読んだおかげでアルペン&
射撃で成り立っていることを知ることが出来ました。

USA!USA!のコールでアメリカ嫌いになった、というのは大いに
同感!!! あの人たちところ構わず自分の国がNO.1だと主張する
傾向がありすぎ、しばしば鼻につきますよね…

荒川静香の金メダルの瞬間も、その目ではみていなくて
ラジオだかなにかで結果を知ったそうです。でもこれにはあまり
驚いていなかった様子で、事前練習の様子で彼女以外に
金メダルを取る気がしなかった、というのには恐れ入りました。
そんなことわかるのぉ〜


日本に帰国してからの分析部分もなかなか興味深いものが
ありました。

韓国・中国はスピードスケートはショートトラックのみの出場なのは、
メダルが取れそうな可能性の高いところに資金を集中させる、とあり、
なるほどね〜と思いました。中国で、フィギアに出てくるのはペアだけ
ですが、やはりこれもメダルを取れる可能性がありそうなので
集中して資金・人材をつぎ込んでいる、と聞いたことがあります。

そういえば、トリノの時にフィギュアで韓国の名前なんてほとんど
聞かなかったのに、バンクーバーではキム・ヨナちゃんが金をさらって
いきましたよね。一体いつの間に…真央ちゃんに取らせてあげたかったけど…

話がそれました


東野さんは「日本は入賞者が2名以上が多い」とも書いてました。
トップは取れなかったとしても、次につながる可能性がある、と。

愛してやまないウィンタースポーツに対するあふれる愛を
ひしひしと感じる一冊でした。

ところで、読み終わって3カ月もたってみると、何が一番印象的
だったかって、トイレ事情が相当悪かったらしい、ということ。
かなりしつこく書いてあったような記憶が。

一番それを言いたかったのだろうか…???

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