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zoom RSS ◎読書記録◎ 「黒笑小説」 東野圭吾

<<   作成日時 : 2010/09/11 23:51   >>

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東野圭吾が描く、「黒い笑い」
平静を装いながら文学賞の選考結果を待つ作家、内心では「無理だろう」と思っている編集者――。文壇事情を皮肉たっぷりに描く短編の他、笑いをテーマにした作品を収録した傑作短編集。
(集英社Webより)


この本と「怪笑小説」の間にもう一つ「毒笑小説」があるらしい
のですが、図書館では見かけなかったので、いきなり飛んで
しまいました。

これもまたブラック短編集菜乃ですが、それぞれ独立した話
ではあるものの、一部登場人物が重なっていて、連作のような
雰囲気もあります。

●もうひとつの助走
●巨乳妄想症候群
●インポグラ
●みえすぎ
●モテモテ・スプレー
●線香花火
●過去の人
●シンデレラ白夜行
●ストーカー入門
●臨界家族
●笑わない男
●奇跡の一枚
●選考会

最初の「もう一つの助走」はとある文学賞の結果待ちの作家さんと
取り巻きの編集者の人たちのそれぞれの思惑を書いているもので、
表紙もこの"待ち"状態をイメージして作成されたらしいです。

ここに出てくる寒川先生は後にも何度か再登場します。
「」線香花火」に出てくる熱海圭介とともに、文壇の裏側のような
話の時にちょろちょろ顔を出す役です。

この中で印象的だったのは「見えすぎ」。
世の中を飛び交っている粒子がよく見えすぎてしまう主人公の
話です。世の中には見えない方が幸せ、ということの方が
多いですよね。この主人公のように細かすぎる粒が見えてしまう
のはとても不幸なことだし、おバケなんかも見えないほうが
幸せに決まっている。自分に特殊能力がなくてよかった
感じるのはこんなときです。

「インポグラ」は飲ませたいヤツが身近にいるので、是非本当に開発
していただきたい、と思います。会社の愚痴は書かないことにしてるので
詳しくは割愛しますが、浮かれてるヤツに密かに飲ませてやりたい
と本気で思ってしまいました。あ〜、本当にやってみたい…


このシリーズ、結構面白いです。
早く「毒笑小説」図書館に返ってこないかな〜

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〇「黒笑小説」 東野圭吾 集英社 1680円 2005/4
 肩の力を抜いて書かれた短編集である。黒笑とあることからブラックユーモアと言ってしまえばそれまでだが、どちらかというと少し苦笑いしてしまうような小説群である。黒笑というより小苦笑小説かな。そして、その作品群も大きく二つの毛色にわけることが出来る。 ...続きを見る
「本のことども」by聖月
2010/09/12 09:18
東野圭吾のことども
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