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zoom RSS ○読書記録○ 「赤い指」 東野圭吾

<<   作成日時 : 2009/12/20 13:14   >>

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くぅにお借りしました。
貸してもらってから2か月ほど家で待機時間がありました。

ハードカバーの本で、ページを繰るのが止まらないので
通勤のお供として一緒に会社に行った(?)のは3日ぐらい
でしたが、読み終わったすぐ後文庫本が本屋さんに
平積みされていて、ちょっと複雑な気分でした… 

でも、自分で買うときは重いから基本的に文庫本しか
買わないので、少しでも早く読むことが出来てよかった!
と思うことにしました(^_^;)


東野圭吾の作品はずいぶん読んだ気がしますが、
加賀恭一郎シリーズと銘打ってあるものを読んだのは
はじめてのような気がします。

…と思ってネットで検索したら、多分すごい昔に
「卒業」は読んだのかな?でもシリーズ化するつもり
なんてなかったであろう頃でしょう。

私もきっとそれを読んだのは20世紀の話だと思う…(^_^;)

なので、"恭さん"がどんな人なのか、全く先入観の
ないまま読み進んでいけました。

話そのものは…重い話でしたね…(でも「さまよう刃」 程ではない)

仕事の多忙さで心が消耗し、家でも長年の妻と親との不仲の
結果同居している認知症の母がまるでいないが如く扱われて
いて世話はすべて実の妹が通いでしているという、そんな疲れる
現実から逃げ続けている間に家の中に幸福はなくなってしまった
ように思えるのに、それでも見知らぬ幼い子を殺してしまった息子を
かばい、殺人を隠ぺいしようとする一家の話です。

お父さんって大変だ…と思って読んでました。
そして息子の可愛げのないことったら…!!!
うちの親ならこの息子みたいな態度をとることすら許さない
だろうな、と思いつつも、長年の会社員生活がたたりすっかり
心がオヤジ化している私としては、お父さん目線で妻の意見に
引きずられるお父さん・前原にちょっとだけ肩入れしながら、と
いうか、むしろ妻に全く共感できない自分に驚きつつ読んでました。

もちろん作者があえて、そう感じるように書いているのですが、
それにしても…。嫌な女です。

妻が邪険にしている認知症のお母さんを守ってあげられない
のはちょっと許し難かったかな。息子も息子なら、お前もまた
駄目息子だ!!!と思い、肩入れしていた時間を返してほしくなり
ました。自分の親と子供をあのくらいギリギリの状況で天秤に
かける場面は普通の人には滅多に訪れないとは思いますが、
どう考えてもこの駄目息子・直巳は根性たたきなおした方が
いいでしょう 本人のためにも隠ぺいなんかしないで
正面から自分のやってしまったことを見つめさせるべき。

それをしないで認知症の母のせいにしようとするなんて…
前原、お前もまた駄目息子だ〜!!! お母さんも哀しかったと思う。


見るからにヤンキーとか不良とかグレテルとかそういう記号で
表現できる子は、悪いことしてても意外と心根が優しかったり
仕事させるとちゃんとしてたりするものですが、見た目からは
わからないけど性根が腐ってるヤツっていますよね。

自分の息子がそんな風に育っちゃったらやりきれませんが、
一緒に暮らしてるんだから、前原自身にも責任はあると思う。
少なくともそう育っている過程に全く関知しなかったという
責任はあります。

なのでやっぱり前原には直巳の横っ面張り倒して警察に
引きずっていってほしかったですが、そうするとこの話は始まらない
…それができない家族の話ですからね。


「赤い指」と「杖」がとっても哀しかったです…



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作者:東野圭吾初版発刊月:2009年08月文庫小説 約15x10cmISBN:406276444X

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは!細かい部分を忘れてしまっていたのですが、こちらのレビューを拝見しながら、色々と思い出して来ました!
ほんと、ひどい妻、根性たたきなおしなきゃイカン息子、気持ちは解るがシッカリしてくれよ〜のお父さんなど、みんながみんな、しょうもない一家でしたね(^^ゞ
お母さん(おばあちゃん)が可哀想でした・・・。

他の記事も見せて頂きました^^
パンダちゃんの写真など沢山あって可愛かったです。 未だちゃんと起きてるパンダを見れたことがないので、羨ましかったです〜。
latifa
2009/12/20 14:41
>latifaさま

コメントありがとうございました<(_ _)>
子パンダは可愛いですよ〜♪
でも子パンダ期は短くてあっという間に大きくなってしまい、動き回るパンダを見るチャンスも少なくなってしまうので、是非是非和歌山に行ってみてください!
私も近くに住んでる今のうち!と思って行きまくっております(*^_^*)
山手のドルフィン
2009/12/20 20:58
TB,コメントありがとうございました。

東野さんの小説は、題名の意味がわかったとき、そういう意味だったのかと感心させられることがあります。このお話も、題名にこめられた思いが切なかったです。

2009/12/21 21:11
>花さま

コメントありがとうございました<(_ _)>

私もあの本の装丁にだまされて(?)もっとおどろおどろしいものを想像していたので、「赤い指」がこんなに深い意味を持っていたとは思ってもいませんでした…
山手のドルフィン
2009/12/22 01:40

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