The 近況報告!〜今度は多摩川のほとりから

アクセスカウンタ

zoom RSS ●読書記録● 「閉鎖病棟」 帚木蓬生

<<   作成日時 : 2009/01/01 23:57   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

画像


本屋さんで平積みされていました。
”涙が止まりません”と描かれていました。

で、何気なく購入。

ミステリーなのかと思ってました。
最初に島崎さんの中絶の場面が登場し、どうして中絶する
ことになったのか、という話かと思ったら、続いて登場したのは
時代が遡って秀丸さんのお父さんが復員してくる場面に。
え?え?と思っていると、更に続くのは軽い精神障害のある
昭八ちゃんが家を離れるに至った経緯の物語に。

混乱しまくっていると更なる場面転換で病院の桜病棟が舞台に
なり、ようやくストーリーを回していくチュウさんが登場します。
昭八ちゃんや秀丸さんが冒頭の紹介部分からなぜこの病院に
いることになったのか、その経緯については追々わかっていく
ことになるのですが。島崎さんも不登校ということになって
いて通院している状態で登場しますが、その理由については
最初のうちはほとんど触れられていません。

驚いたのが、登場人物の大半を占める、精神疾患のある
筈の登場人物たちが極めて普通なのです。そして特に謎を
追っていくわけでもなく、チュウさんと秀丸さんと昭八ちゃんと
島崎さんの交流を読みすめて行くとほのぼのした気持ちになり、
そして島崎さんの人生を揺るがす出来事に秀丸さんが自分の
人生を捨てて彼女の心を救おうとし…

やっぱり最後の章では涙してしまいました。

チュウさんも昭八ちゃんも島崎さんも、そして秀丸さんも、
幸せになってほしいな、と思いました。

いい話です。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ご訪問&コメント、ありがとうございました。
私も「閉鎖病棟」の冒頭ではちょっととまどいましたが、
でも最後はしみじみといい話だなぁって思いました。
精神病院が舞台の作品って少ないと思います。
いろいろな意味で勉強になりました。
小春
2009/01/02 23:08
>小春さま

コメントありがとうございました。
そう、いい話でしたよね。
なんか乾いた心に潤いが…という感じの
話でした。
山手のドルフィン
2009/01/25 18:55

コメントする help

ニックネーム
本 文
●読書記録● 「閉鎖病棟」 帚木蓬生 The 近況報告!〜今度は多摩川のほとりから /BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる